診察方針 | 札幌市手稲区のPiccolo(ピッコロ)動物病院

飼主様のご意見を尊重した診察

同じ病気でも、その子に合った治療をしないとケア出来ない場合もありますので、飼主様のご意見(こうしてみたい・こんなものを使いたいなど)はとても重要です。
そんな理由から、全てを獣医師任せるのではなく、飼主様からコミュニケーションをとって頂けると、病院側としてもとても助かります。

難しい病気や特殊な検査は近隣の大学病院や動物病院を紹介して、より良い動物医療を提供するように心がけています。

個体識別用マイクロチップ埋込

マイクロチップとは、2x2x12mmの円柱状の電子標識です。
このチップを体内に埋め込むことにより、個体の識別が可能となります。

マイクロチップ本体は生体適合ガラスという特殊なガラスで覆われており、無害です。 約30年間ほどの耐用年数設計となっていますので、ワンちゃんやネコちゃんは一度体内に埋め込むと一生涯使用することが出来ます。

メリットは?

災害を含めた迷子や逃走時などで、保護された際に個体の識別により飼主様が誰なのかが分かります。
国際規格のマイクロチップを使用していますので、海外渡航の際にも個体識別が可能です。

埋め込み方法は?

マイクロチップの埋め込みは無麻酔または局所麻酔薬で行います。
不妊手術時に処置することも可能ですのでご相談下さい。

当院ではマイクロチップ埋込費用(数千円)とAIPOへの登録料¥1,000をお支払い頂いて埋め込み処置を行っております。(※大変申し訳ありませんが、特定動物や特定外来生物への処置は行っておりません。)

予防接種(犬編)

ワクチンによる予防接種

・5種混合ワクチン

  • 1.ジステンパー
  • 2.パルボウイルス感染症
  • 3.犬伝染性肝炎
  • 4.パラインフルエンザ
  • 5.犬伝染性喉頭気管炎

・7種混合ワクチン

5種混合+レプトスピラ(2種)

・8種混合ワクチン

5種混合+レプトスピラ(2種)+コロナウィルス

・9種混合ワクチン

5種混合+レプトスピラ(3種)+コロナウィルス

狂犬病予防注射

91日齢以降のわんちゃんを飼っていると、狂犬病予防法により接種が義務付けられています。
※札幌市にお住まいの方は当院で登録手続きが可能です。

病気

犬フィラリア症は投薬により100%予防できる病気です。
犬フィラリア症(犬糸状虫症)は蚊が媒介する寄生虫の病気で、蚊が吸血した際に子虫が皮膚から感染し、約半年で成虫となって心臓内に寄生します。
室内飼いのわんちゃんでも条件が揃えば感染しますので、毎年の投薬が必要です。

予防接種(猫編)

ワクチンによる予防接種

・3種混合ワクチン

  • 1.猫伝染性鼻気管炎
  • 2.カリシウイルス感染症
  • 3.猫汎白血病減少症

・5種混合ワクチン

  • 3種混合ワクチン+猫白血病ウイルス+猫クラミジア
マダニ予防

マダニについて

山や草が多く茂っていて高さがあるようなところに生息し、温度を感じて犬や猫、または人に飛び、皮膚の食いつきます。
口がスクリュー状になっており、引っ張って取ってしまうと、マダニの頭が残り、炎症がおこることもあります。
予防方法は、スポットタイプ・投薬があり、1か月に1回のペースで予防します。